もの喰う人びと
もう最初に読んだのが7年くらいまえかな?
アジアの屋台料理、ゲテモノ料理をとくに好んで食ってた頃に出会った本です。台湾・高雄の紀伊国屋で題名に惹かれてふと立ち読み。最初のバングラデッシュ・ダッカでの”残飯を食らう”という章にやられてしまい即購入した記憶があります。
『よく見れば他人の歯形もある。ご飯もだれかの・・・・。線香は、腐敗臭消しだったのだ・・・・・・ダッカには金持ちの残した食事の市場がある。卸売り、小売りもしている・・・』
あまり書いちゃいけないと思うけど。。。。
辺見庸さんが脳出血で倒れられたとニュースで聞き思わず引っ張り出して読んでしまいました。
また元気になられて、惹きつける本を書いて欲しいと思います。
ちなみに『もの食う人びと』が正しいですがあえて”喰う”にしてみました。なんかそのほうがしっくりくるもので。
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バングラデシュの首都をアルファベットにすると以前は「DACCA(ダッカ)」でした [続きを読む]
» 【咀嚼】 『もの食う人びと』 / 辺見庸 [Augustrait]
「食う」という人間の絶対必要圏
衣食足りて礼節を知る、と俗にいう。その礼節を知るための意義づけが食事という行為にあるというのなら、その意義が未成熟な社会では、「食べる」行為は、きわめてプリミティブな時点にとどまるだろう。すなわち、肉体的能率を最低限維持するということ、「生きる」というためだけに。
§ 放浪の意味
辺見庸(1944- )の本書取材・執筆の動機は、飽食に肥太った舌と胃袋を自らいじめ抜き、日本の行�... [続きを読む]
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