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UCCキャンペーン“炎上”におもう

Twitterを利用したUCCのキャンペーンが炎上したニュースは騒ぎが収まったころに知りました。その後もとくに気にしてなかったのですがあらためてニュースに目を通すと対応の速さに感心します。


UCC上島珈琲株式会社・Twitterでのキャンペーン告知に関するお詫び
UCC、Twitterでのキャンペーン告知を謝罪 複数アカウントのBOTでメッセージ送信
「必要なのは、担当者の人間力」--UCC上島珈琲がTwitterのPR活動で得た教訓


発端はTwitterの特性もよくわからないまま安易に販促ツールとして利用しようとした営業部門の愚かさですがコトが発生してからの対応が素早い。
キャンペーンスタート1時間半で異常な状況にEC部門が気づきすぐさまキャンペーンを主導したマーケティング部門に連絡。これだけでも早いと思うのですが感心したのはその先。
わずか10分後に経営レベル責任者に連絡がいき、さらに10分後にはアカウント停止。つまりキャンペーン中止です。営業やってればわかると思いますがいちど始めたキャンペーンを止めるのはとても困難です。技術的にはアカウント停止で済む話かもしれませんがそれを実行するには関連部署を説得し、それぞれの上司を納得させ、、、、とまあ事前準備に泣きが入りますし後始末はもっと大変です。
なので今回のハナシ。自社に置き換えると


「現象把握から20分で決断・実行?すごいな・・・」


となります。
さらにその1時間後にはトップに報告が入り、1時間半後には公式謝罪文の公開までこぎつけてます。

 

起こした事態そのものは日常的にTwitterやってる者としてみればじつに浅はかで思慮が足りません。

「なんでこの程度のこと気づかずゴーサインだすんだろう?」

しかし事態を把握した後の対処の的確さと素早さは学ぶべきものがあります。
今回の一件。メジャーニュースにはなってないようですが企業イメージがむしろ上がったとみても良いかもしれません。すくなくとも私はそう感じます。

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