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日経電子版やめた

日本経済新聞の電子版購読。
さきほど今月いっぱいの解約手続きをしました。

Nikkeicancellation


理由は、単純。

月額4000円が高すぎるから。。。

もうすこしちゃんと言えば、提供されるサービス内容が月額4000円の情報サービスとしてはあまりにレベル低いままだから。記事そのものはけっこう評価してるんですけどね。

まず、基本機能の不満。

1.過去記事検索がダメ
検索期間が過去5年間まで。
しかも月に25件までしか無料検索できない。
それ以上は1件175円の従量課金。
どんだけ殿様商売やねん!


2.保存記事はたった100本まで
いまどきクラウド系サービスでここまで容量制限してるの聞いたことないわ。
記事100本って何MB相当よ?www


3.自動記事収集対象がわずか過去48時間
点でしか記事を追えない。
線で追いかけることが不可能な時間制限。意味わかんないよ。


つまり電子化で最大のウリにしなければならない
データベース&サーチ機能がおそろしく貧弱。
新しい興味があって記事を追いたくなっても
自動収集は48時間の壁
ならばと検索しても月25件、5年間の壁
しかも保存はたったの100本 orz

これが実態です。
さらにモバイル的にもどーしよーもない状態。


4.iPhoneアプリの出来が悪すぎる
動作がイマイチとかは言わない。ガマンするよw
けどクリッピングも保存もできない。ここが最悪。
さらに紙面(PC)にはあるのにiPhoneではDLされない記事がある。


5.デバイス間共有できない
せっかくiPhoneアプリ用意してもただ読めるだけ。
こっちで読んだらあっちで既読みたいなことすらできてない。
なんのためのID管理なんだよ?


6.オープン系クラウドサービスとの非連携
気に入った記事の内容や文言をEvernoteといったクラウド系サービスに引き渡す術を用意していない。そのくせ自社サービス内では上述の「壁」に阻まれるから「外部記憶装置」としての役割すら果たせない。
手動でコピペするくらいなら他社に良いモノが沢山存在する。

 

世界中にありとあらゆる情報ソースが存在する今。
(この程度の)孤独なサービスに4000円の価値は見出せなかったです。

いや、契約時からわかってたことです。
それでもどんどん進化すると期待してた。
やっぱ使ってみなければわかんないという想いもあった。
そして昔からの日経ユーザーという自分自身の甘さ。


ダメだったなぁ・・・
4000円×7か月=28000円
バカバカしく高い授業料でした。

 

とにかく電子版としての意義がダメすぎでしたね。
私が期待したのは個人による情報の集積と抽出だったのでまるで価値がないと決断したわけです。今後、価格とサービス内容の見直しが劇的にすすめば再契約の可能性もありますがトップ自らが「販売店へ配慮した」などと公言してるようでは見直しは不可能に近いと思います。

既存販売店が顧客情報を握りつづけ、惰性で契約してくれる羊のような人だけ相手にしてるなら、いずれ緩慢な死を迎えるしかないよ(合掌)

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コメント

日経電子版の問題点をわかりやすくまとめていただき、とても参考になりました。ありがとうございました。
利用を迷っていて、今月1ヶ月だけでも使ってみようかと思っていますが、使う時にどういう点をチェックしながら使えばよいか、ポイントがわかりました。
一応、自分でも使って試して、来月以降使い続けるかどうか考えたいと思います。
本当に助かりました。感謝です。

Luna7さん。はじめまして。
お役にたててなによりです。
そーですね。1ヶ月でも使ってみることはとても大切だとおもいます。それで結果が良くても悪くても納得できますもんね。

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日経電子版に加入した月に解約したら、月の下旬での加入だったので8日分しか購読できなかったにも関わらず、丸々1か月分の4000円を取られました。4000円で1か月分の30日分が購読できるならまだしも、8日分で4000円も取られたことに腹が立ち、日経に連絡したら、胡坐をかいたような態度で加入月に解約すると、4000の解約料が発生します、言われ、その後は無視されました。これってありですか?みなさん、どう思います?こういう場合には、どうすればいいのでしょうか。

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