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漫画、アニメの表現の自由

らしくないことを長文ダラダラだ。
気になったら読んでちょ。

 

今年はこれがやたら目についた。


「非実在青少年」


まあ途中で雲隠れされたが
個人的には流行語大賞に選んでほしかったな

 

さて、けっきょく可決されたわけだ。
なんどかつぶやいてるからお気づきだろうが私は基本的に規制反対だ。
理由は至極単純。


「表現」を規制したら「犯罪」は増える


これに尽きる。

えっ?理由?
んなもんない。ただのカンだよ。
でも規制したら犯罪が減るってのも根拠のない勘ぢゃんか。
そもそも表現自体を激しく規制した国々はどうなった?
日本より性犯罪は少ないか?
どっちかといえば日本より酷くないか?

極論でいえば、イスラム圏。
身近に出せばヘイズコードやコミックコードが適用されたアメリカ合衆国。
単純な正義と悪しか描けないアメコミの異常なまでの潔癖性など好例だ。
(このあたり文末リンク先を是非読んでほしい。犯罪に対しての数値的根拠もあるので)

実父が娘を数十年にわたり監禁し犯し続けたとか。
神父が数十年にわたり少年を虐待し続けたとか。
少年が少女数十人をレイプして殺し続けたとか。

リアルにおいて海外のほうが豊富だ。


ふつーのツラした鬼畜が跳梁跋扈してんのと
人畜無害なキモヲタが跳梁跋扈すんのと
あなたはどっち選びます。wwwww

 

ただ、こーゆー発言はすこし的を外してる。


行きずりの未成年の知的障害の少女を、拉致監禁し輪姦し売春宿に売り飛ばし、挙句に海に突き落として殺す「完全な遊戯(石原慎太郎著)」は、マンガでもアニメでもないので、都は規制しない。

(某つぶやきより拝借)


わたしも同種のことを「石原の老害」とつぶやいたがじつはちょっと意味が違うつもりだった。そこちょっと説明させてくれ。


小説にせよ、映画にせよ、、、、おおくの創作活動は
司法闘争の果てに「表現の自由」を勝ち得ている。
また「表現の自由」を得る為に「いくつかの規制」も受け入れてる。


ざっくばらんに言えば最高裁判断まで行き着いてるということ。


あたりまえだが都は規制しない。
翻って、アニメや漫画はどうなんだろう?
すくなくとも拉致監禁、輪姦、人身売買、殺人、、、な漫画やアニメがいくらでも氾濫してるがそれらが「表現の自由」として法の保障を得るために法廷で真剣に闘ったというのはあまり記憶にない。


漫画家も原作者も出版社もこの点に関して逃げてないだろうか?


注)ちゃんと調べる時間もとれず、もしかしたらいい加減なこと書いてるかもしれません。私はジャーナリストでもなんでもないので思ったまま書きます。ですのでこの点に関して最高裁判断まで行き着き「表現の自由」を勝ち得た判例あれば教えてください。


で。なにが違うと言いたいのかといえば、
石原慎太郎は(彼自身も含めてだが)多くの先輩諸氏が戦いの末に勝ち得た「表現の自由」の上に作品を発表し名声を得てきたわけだ。であるならば今度は後進(つまり漫画やアニメ)の表現の自由を勝ち得るために自ら先頭に立って闘うべきでないのか?それこそが彼の最期の名声につながるだろうになぜ圧制する側にまわるんだ?それこそ老害じゃないか!

ということがじつは言いたかったのだが、、、
揶揄しすぎたと反省してる。www

 

ま、ともかくこれから始まるのだ。
規制が可決され、
「ああ、もうオワタ」
ではないのだよ。


じつは記事紹介を忘れていた。
いずれも規制に反対する人の意見だが規制賛成者もぜひ読んでおいてほしい。

東京都「青少年健全育成条例改正案」可決!・日本雑誌協会編集倫理委員長 山了吉さんインタビュー
内田樹の研究室・非実在有害図書
404 Blog Not Found・物語は心のワクチン
404 Blog Not Found・非実在青少年保護は、実在青少年の危機
404 Blog Not Found・被害者は私だという全ての人たちへ
Timesteps跡地・1990年代の有害コミック運動はそれからどうなったのか
マンガ家 さいとうちほブログ・青少年健全育成という名の…
東京都「青少年健全育成条例改正案」可決!・日本雑誌協会編集倫理委員長 山了吉さんインタビュー


以下、リンク先から抜粋。


――そこまで都が強引なのはどうしてなのですか。

実は、その前に東京都治安対策本部に出向してきている警察官僚の人事異動がありました。それ以降、従来の「相談しながら決めていく」ことが通用しなくなったのです。現在の都治安対策本部のキャリア官僚は、国会で廃案になった児童ポルノ法改正案へのリベンジと考えています。単純所持禁止も含めた規制によって児童に関する治安維持を図ろうとしてきたキャリア官僚にとって、国でできなかったことを都でやったということになれば、警察に戻ったときに道が開けるわけです。逆に改正案を通さなければ、戻ったときに評価されなくなってしまう。そういうことだと思います。児童ポルノ取締先進国になる、というのは警察の悲願なんです。「治安対策本部」がその任にあたっている。そのことが何よりもその意図、狙いを示しているのです。

――子どもたちを守れ、といいますが、それほど日本は酷い状態なのですか?

日本には児童ポルノがあふれているように言われていますけど、ドイツやオランダに比べれば極めて少ない。青少年が被害者になる性犯罪にいたっては、最盛期の2.6%にまで下がっているんです。ここ10年くらいのデータでもずっと下がり続けています。諸外国からも「日本ノはなぜ性犯罪が少ないのか」「非行が少ないのか」と注目されています。そんな状態でなぜ東京都が規制強化を打ち出したのか、と言えば、国のできなかった児童ポルノ法を、都が引き継いで条例で成功させて、それをもう一度国にフィードバックさせるのが狙いなのではないでしょうか。

東京都「青少年健全育成条例改正案」可決!・日本雑誌協会編集倫理委員長 山了吉さんインタビューより

 

前回あった 18歳未満の見える登場人物の場合という「非実在性少年」が削られた代わりに、総ての漫画を対象に この規制をかけるというのです。 この条例は暴力、犯罪、自殺も規制しているのですが、性に関してメッセージとして伝わってくるのは「18歳以下の青少年は性に興味をもってはいけない。それどころか大人も、性は男女の正常な(?)夫婦間のみが許され、表現者は読者を興奮させないように。性を賛美しないように」という感じなのです。 びっくりです。ほんとに理解に苦しみます。 これを作成した人たちは 間違いなく創作に関わったことがない人達です。 物語が きれいで楽しいことだけで構成できるでしょうか? 興奮もなく ぬるいものを 人がお金を出して読みたがるでしょうか? 当時の道徳や社会制度を無視して 歴史物が描けるでしょうか? 日本の歴史や他の王朝につきものの 異母きょうだい婚も 近親相姦でダメ。源氏物語も紫の上との契りは 幼女レイプになってしまいます。暴力や殺人、盗みがいけないなら決闘や戦争、バトル物もダメにでしょう。 結婚できる間柄の性関係しか認めず 不倫も同性愛もダメというのは 法律どころか道徳でしかなく、この条例を押し進めているのがキリスト教系団体と警察官僚の出向であるというのも納得がいきます。

マンガ家 さいとうちほブログ・青少年健全育成という名の…より

 

私は私の親よりも、遥かに多くの暴力を作品を通して体験してきた。一方、父親の拳を毎日のように浴びていた私が、子供を殴ったことはただの一度としてない。私に暴力衝動がないからではない。心の中では父どころか母や妹すら何度も殺している。夢まで含めれば娘たちだってその犠牲者だ(私が殺される夢の方が遥かに多いが。たいてい食われる)。暴力衝動の強さをどう計るかはわからないが、仮にその方法があったとしたら私の暴力衝動は親たちをマグニチュードで1以上上回る自信がある。 その私がリアルの暴力に走らずに済んでいるのは、暴力衝動を心の中で昇華する術を学んだからであり、そしてその術を教えてくれたのは一次元二次元三次元四次元の数多の作品であった。親の薫陶しかなかったら、私も人一倍立派な暴漢となっていたことは全財産をかけてもいい。 まず認めようではないか。 我々は、三度の飯より暴力が好きなのだ、と。 その暴力的な力を法で押さえ込めると考えるのは、「空腹禁止」と法に書いたら腹が減らないと思い込むほど空虚な絵空事である。 我々の子供たちが学ぶべきなのは、外の暴力から目をそらす事ではない。 いかに内なる暴力を内に止めておくか、なのである。

404 Blog Not Found・被害者は私だという全ての人たちへ


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コメント

彼が 実は
「ルルーシュ・ランペルージ(Lelouch Lamperouge)」
を目指している、という説は
穿ちすぎだろうか。

君たちには悪いが腐女子が好む暴力漫画と賭博漫画規制だけは大賛成
醜く不潔な腐女子が苦しむなら多少の犠牲はやむおえない
この法案に賛成する反腐女子派はかなり多いと思う

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